top of page

腰の痛み(ぎっくり腰)

腰の痛みについて

 

「物を持ち上げてかがんだら痛めた」、「ベッドから起き上がろうとしたら痛くなった」など・・・ 中には「くしゃみをしただけで・・」との方もいます。 急な腰の痛みほど処置が大変です。 

 

もし、立てない程のぎっくり腰になったら? 原因は?

10名もいればいろいろな理由がありますが、中には「はっきりとした理由がない」と言われる人もいます。 

そのくらい腰の痛みは難しい症状なのですが、しかし主な原因は「骨盤を形成する仙腸関節の機能障害(※仙腸関節捻挫とも言われてます)」がほとんどです。

 

仙腸関節って何?

 

骨盤を形成している関節です。骨盤は人間の体の軸になり、重要な役割を果たします。 

仙腸関節は2~5ミリ程度しか動かない関節ですが、腰の曲げ伸ばしに欠かせない重要な関節です。もし仙腸関節の動きが悪くなると、関節が動かない為に腰の筋肉で体の動きを支えることになります。すると次第に腰の筋肉に負担がかかり、慢性の腰痛になる方も少なくありません。 

 

仙腸関節を痛めるとどうなる?

 

体を支えている骨盤(仙腸関節)を痛めると、立って歩くのも苦労しますし、ヒドくなれば寝たまま動くこともできません。

ぎっくり腰の原因で「仙腸関節捻挫」が原因と伝えましたが、もし足首をくじいて捻挫をすると、普通に歩くことが出来なく、全速力で走ることも出来ません。 

完全に回復すれば良いのですがぎっくり腰の経験のあるほとんどの方は年に1~3回の割合でぎっくり腰を再発する方も少なくありません。

年を取ると「何もしていなくても腰が痛い」との方もいます。 中高年になると、仙腸関節の動きがほとんどなくなり腰の筋肉に負担をかけているために、慢性的腰痛も少なくありません。

中には骨粗鬆症や内臓疾患が原因で、腰に痛みがある場合もありますので、高齢者の方で腰に痛みを訴えた場合は、最初に病院で検査を行うことをお勧めします。

 

腰が慢性的に痛くなるもう一つの理由

 

腰の痛みは仙腸関節以外にも原因があることがあります。 それは「体幹(インナーマッスル)」と呼ばれる筋肉、「腸腰筋」と背中のインナーマッスルと呼ばれる「多裂筋」です。

「腸腰筋」と「多裂筋」は姿勢と骨盤を支える重要な筋肉です。 これらに原因があると靴下を履きづらく、立ち仕事でも痛みがあり、仰向けでは寝れずに横向きで寝ることが多くなります。

「仙腸関節」を痛めると「腸腰筋」と「多裂筋」に負担がかかります。 「慢性腰痛」や「慢性ぎっくり腰」の方は「腸腰筋」と「多裂筋」もしくは「方形筋」に原因がある方も少なくありません。

当院の治療内容

 

最初に痛みの原因から発見し、「仙腸関節」に原因があれば筋肉には触れずに仙腸関節を中心に施術します。 

何故なら、腰が痛いとの理由でやその他の筋肉を同時に施術をするとあなたの体に力が入りにくくなり立つこともできない場合もあります。 本当の一番の理由は、原因でない筋肉を施術をする必要がないからです。

腰の痛みが完全に治るように一緒に「治療計画」もします。 

最後には必ず腰にテーピングをします。 そうすることにより、腰が安定します。

お帰りの際には「ぎっくり腰の自宅療養」の用紙を差し上げます。

bottom of page